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イタリア留学日記 特別編
愛車
久しぶりに、イタリア留学日記だけれども、今日は特別編だ。
たまたまT君のブログに僕の愛車の写真がアップしてあったので、そのまま拝借させてもらうことにする。
今までの留学日記の順序は変わってしまうが、僕は留学半年後には、イタリアで車を持っていた!イタリアで車?凄く贅沢に思われるかもしれないが、この車のおかげで実際良い思いもしたけれども、この車のせいで大変な思いをしたのも事実だ。
僕が住んでいたトルトーナという町は、ピエモンテ州の外れにあり、そのアレッサンドリア県の中でも外れにある。よって僕が、アレッサンドリア中心の国立音楽院に通うことになってから、車を購入する計画を立てた。だって学校まで通うのに、30キロ近く距離が離れていたし、電車だと2〜3時間に1本くらいしか電車が走っていなかったからだ。
それと購入するのに大きな決め手は、イタリアでは水道水が飲めないため、飲料水はスーパーで2リットルのペットボトルを6本まとめて買ってこなければならず、徒歩で2キロぐらいある大型スーパーからの帰りは、手が腫上がっていた。
そんなこともあり、車がほしかった。しかしお金が無かった。
車っていくらぐらいするんだろう?日本人会のGさんに相談したら、100万円くらいの車が今、日本人会で買い手を捜してるという。
100万?無理だ・・・
そこで今度は、これから留学日記本編でしばしば登場するだろう大恩人であり親友マッシィモ君がいつも僕の生活の手助けをしてくれていたのだが、車のことも相談したら、町のエンジニア、ラッザリーニ氏を僕に紹介してくれた。
彼は、無口で話す声も小さいのだが、車の話になると妙な笑顔で僕を対応してくれる。その彼が、工場の端にあるLANCIA Y(ランチャ イプシロン)という車を、日本円で5万円くらいの提示額で売ってくれた。5万?買える!!!すぐさま購入。
その後この車はとんでもないことに・・・(また本編で・・・)
結局このLANCIAは廃車に。
そこで2台目に登場するのが、この写真にあるイタリア車フィアット ウーノである。この車は、イタリアの経済に安定をもたらしたとも言われる伝説のイタリア人の愛車である。何が良いって、安い上にエンジンが良い!!!
イタリアの交通マナー事情は最悪なのは有名だが、最も有名なのは、駐車の仕方。イタリアでは路上に縦列駐車が当たり前なのだが、その車と車の間は数センチ。ではどうやって縦列から抜け出すのかというと、前後の車のバンパーをどつきながら脱出していく。そうなるとバンパーやミラーが破損するなんてもう当たり前の話なのだ。しかしこのフィアットウーノは凄い!だってイタリアで最も乗られている車なのだから、普通にスーパーでバンパーやミラーが購入できるのだ。もしものことがあっても大丈夫!
この車、元々はアレッサンドリア市役所で使われていた、車だったのだが、その車を知り合いになった車のディーラーが今度は10万円超で売ってくれるという。それも10年使用で6万キロしか走っていない。エンジンの状態は、抜群だ。まぁこの車もこれから大騒動を起こしてくれるのだが・・・これから本編に登場するだろう、事件の主要目次だけお教えしよう。
々眤道路一人放置される事件
▲好螢奪彁件
B臾源件
づ霪饂件
ニ稾注射車内で発見事件
などなど
ここまで書くと、近いうちに本編を書かなければならないが、僕は良い意味も、悪い意味もこの車を持ってよかった。僕はこのフィアット ウーノが大好きだ。今でも僕のアドレスにはこの文字を使用している。
その愛車を帰国時にどうするか?悩んだ、廃車にしてもお金がかかる。ディーラーに相談しても、もう売れない・・・そこで今、日本で一緒に歌っているT君に売ることになった。結構格安で売ったつもりだったのだが・・・
でも彼にも凄く満足してもらっていたらしい。
僕は、あのおかげでイタリア中の歌劇場にオペラを見に行くことができたし、時間があるときは、地図で景色のきれいそうな場所を探しドライブ等も楽しんだ。それに僕がボローニャに引っ越さなければならなかった時は、小さい車に家財道具全てをぎゅうぎゅうに詰め込んで運搬した。とにかくいっぱいの思い出が詰まったフィアットウーノだ。この車がまだイタリアのどこかで誰かに愛されながら乗られている事を切に祈る。おわり
イタリア留学日記 comments(2) trackbacks(0)
Comment
いろいろあったんですね。ありすぎですよね。それをどうにかクリアして 強くなったんだ〜!! ちょっと、”つ・よ・す・ぎ ”かも??
ところで、殺人ドラマのネタになりそうな五大事件! 早く本編をお願いしま〜〜す。
from. おりふし | 2007/04/26 6:27 PM |
おりふし様
いろいろあったんですよ・・・そりゃ大変だった。
この経験をうまく日本での生活に、結び付けたいのですが、まだ小さいことでうろたえている日々です。
from. ken | 2007/04/27 8:15 AM |








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