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イタリア留学日記 その1
ん〜今日は何書いたらいいものか・・・そろそろイタリア留学の思い出話でも小出しにしていくことにしようと思います。
僕が国立音大大学院2年生の時、北イタリア山奥の町で開かれた、夏期講習に参加することになった、そこには先日のブログでも書いたように、伊藤京子先生も参加なさっていた。そこでお世話になった先生が、フランカ・マッティウッチ先生。シミオナートやテバルディが世界の劇場を魅了していた同時代に、フランカ先生もミラノスカラ座、ウィーン、メトロポリタン等の舞台に立っていたメゾの先生だ。
その頃の僕は、全くイタリア語も喋れず、「トイレにティッシュが無い」とイタリア語で伝えられず、日本人の女性の方にわざわざ伝えてもらったくらいだ・・・その町の名前はたしか、「BERGOLO」本当の山奥、日光のいろは坂以上の山道を、馬鹿イタリア人の乱暴運転で、上っていく為、乗り物に弱い僕は毎回車酔い・・・でも頂上から見る景色は本当にすばらしかったのを今でも覚えている。この町は夏だけ訪れるイタリア人の別荘地で、一応小さなホテルと市営プール、BARとおみやげ屋さん位はあっただろうか、そんな田舎に突然2〜30人の音楽家がやってきて、一日中騒音を撒き散らす期間だった。。。その中に僕を含めた日本人が数人いたのだが、山奥のイタリア人には日本人がとても珍しいらしく、チャックでも開いてるのかと思わせるような、視線を感じたのを覚えている。朝食は基本的に無し、昼食・夜食は講習会参加者と一緒に取る。だが7年も前のことで、上手かったかどうかまでは覚えてない。
レッスンは一日約1時間、これが10日間続いた。レッスン会場は、山頂のさらに頂上の小さい教会で行われた。アップライトを無理やり運んだらしく、ボロボロのピアノが置いてあったと思う。レッスンで何を学んだかなんて、とても覚えてはいないが、先生がとても喜んでくれていたのは覚えている。しかしイタリア語が全くわからず、僕が満面の笑みで誤魔化していたのに対し、先生もただ笑みで返していたのを、勝手に喜んでいたと勘違いしていたような気もする・・・そんなこんなでレッスンだけ何とか誤魔化しながら生活をするのかと思いきや、レッスン2日目で、「Ken vai a cantare al concerto stasera!」(ケン今晩のコンサートに歌いに行きなさい!)と言われ何の事かもわからず、また車酔いしながら勝手に何キロも離れた町に連れて行かれた。そこで行ったコンサート、大変なことが待ち受けていたのであった・・・!つづく
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