舞台活動を中心に更新しています。コメントもお待ちしています。
今年のアウトリーチ&リサイタル
H20〜21年度の地域創造登録アーティストということで、去年から活動させていただいています。
去年は、茨城小美玉市 小美玉市小川文化センター 、東京都港区 高輪区民センター 区民ホール、兵庫県福崎市 エルデホールの各ホールでアウトリーチとリサイタルを行わさえていただきました。
アウトリーチという言葉、今では全国的に使われるようになった様ですが、まだワークショップという言葉のほうが理解しやすい方もいるかもしれません。
このブログでも何度も登場してきた地域創造という全国のホールを活性化させる財団が行っている、地域の人々とクラシック音楽(他にも演劇や舞踏、美術等にも力を入れている)を結びつける運動がアウトリーチです。
今回の登録アーティストは8組。その8組の素晴らしいアーティストの皆さんが知恵を絞って、全国のホール関係者の前でプレゼンをし、どういう活動が出来るかというアピールをします。
僕も無い知恵を絞り、自分の持ち味の出るプレゼンを考えました。またプレゼンでは、23分という制限時間が設けられ、その時間を越すと、チャイムが鳴ってしまうという、時間との戦いでもありました。
一応心配性の僕は、歌の練習はさて置き、トークの練習を何度も家で繰り返し、歌を含め23分で収まる猛特訓をしていました。
トークというのは一字一句同じ事を話すというのはとても難しく、どうしても脱線してしまうので軌道修正する練習を繰り返したというのが、練習の内容です。
その甲斐もあり、この4月に行われたプレゼン以降、去年より1団体多い、4団体の方々からオファーを頂くことができました。
この活動、自分の実力と成果が痛い程見せつけられてしまう公演なのです。というのも、アウトリーチを2日間かけて約4公演行い、その最終日にリサイタルを行って終了という日程です。
当然、僕の名前なんて全国的に知られているわけも無く、僕のことを知ってくださっている方なんて、このブログを読んでくださっているマニア貴方くらいです。
その地方のホールで毎回300人〜500人近くのお客様を呼ぶとなれば、それはそれはホール関係者の気苦労ったらありゃしない・・・
しかし今までの経験で、アウトリーチが上手くいくと、その評判を聞いてくださっているのか、リサイタルの当日券に100名近い方が並んでくださっています。兵庫の福崎でも満席の公演になったのはとても嬉しかったです。
なので僕も毎回良い公演にしなければと、無い頭を必死に回転させて、アイデアを搾り出します。アウトリーチの内容は生意気のようですが、企業秘密です。
そんな貴重な経験を今年、来年と各地でさせていただきます。

2009年12月10〜12日 西宮市甲東ホール
2010年2月5〜7日 京都府文化パルク城陽 
2010年2月18〜20日 岡山県北房文化センター
2010年3月5〜7日 高知県土佐清水市立市民文化会館くろしおホール

他にも地域創造からのオファーではないのですが、同じ活動を、
2009年11月19〜21日 徳島県海陽町
で行います。

この中にも、プレゼン当日から吉川さん以外考えられませんと、熱烈なラブコールを頂いた某男2人組もいて、益々今年は、頑張らなければと、今からプログラムを思案中です。
今年も各地でお世話になります。少しでも声楽って楽しい、オペラを観てみたいと思っていただける活動をしていけたらと思っています。
是非、全国の皆様応援お願いします。おわり
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兵庫県福崎町エルデホール
ワンコインコンサート
雨の東京に帰って来ました。
兵庫県福崎町に行ってきました。
今回は地域創造の音楽活性化事業の一環で、エルデホールの方々が一生懸命、地元の方々と僕とを結びつける企画を考えてくださり、最終日にはそこでリサイタルをしてくるという3日間でした。
今回は八千種小学校の4年生、福崎東中学校合唱部、そして女声合唱団ポーコ ア ポコの皆さんとの温かい交流がありました。小学生とは楽しく給食を食べ、中学生とは真面目に発声を勉強し、女声合唱団の皆さんとは楽しくストレスを発散してきました。
そういった交流の後の昨日のリサイタルは満席、当日券も100枚近く出たというのだから嬉しい限りです。
今回は「吉川健一おもしろクラシック」などとプレッシャーのかかる企画。
面白いこと言わなければ・・・
むしろ火がついてしまって、昨日のコンサートでは歌ったというよりしゃべったといったほうが正解かも・・・
でも皆さんの温かい拍手&笑いに励まされながら、無事にコンサートを終えることが出来ました。
この舞台を支えてくださった多くの皆様本当にありがとうございました。
また福崎に行きたいです。皆さん呼んでくださ〜い。
写真の人は伴奏の石野さんです。おわり
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港区アクティビティー活動報告
港区でのアクティビティー&リサイタルが終わってもう5日が経ってしまいました。この数日間も数本本番があったので、もう遥か昔といった感じです。
このアクティビティーは、どんなことをやっていたかを少しご紹介します。
今回は港区内の白金台福祉会館と白金台児童館そして高輪保育園2公演と計4公演。なかなか生のクラッシック音楽と触れ合えないような場所で、地元の人たちの目の前で演奏してきました。
アクティビティー1

お年寄りの皆様は昔の日本の唱を歌うと、一字一句間違わずに口ずさまれる。これがこっちとしては歌詞を間違えられないのでプレッシャーにはなるのだが、とても楽しそうに口ずさむ様子に、こちらも嬉しくなる。
また児童館の子どもたちの反応も面白い。子どもは、正直!面白いもの、興味のないものをすぐ態度に出すのだから、演奏者側としては、大人相手に演奏するよりも、気が抜けない。
演奏内容は、先ずドンジョバンニのシャンパンソングを倍速に近いぐらい早口でそして大きな声で歌い子どもたちを圧倒させ、千の風になってのような曲で、集中させる。その後は、パパゲーノの口笛で興味を持たせ、シューベルトの魔王を絵本の読み聞かせをした。
アクティビティー2
その後はギャグ満載の童謡メドレーを歌い、最後は声を出す秘訣を教えながら全員合唱。
アクティビティー2
約45分の公演、聞くほうも、やる方もヘトヘトになるプログラムだ。

一番恐ろしかったのは、保育園。
今回が初めての保育園児の前での公演だった。子どもたちは恐竜だと僕は思っていた。
小学生と明らかに反応が違うことは、園児は、感動したり興味があったりすると、とにかくよく笑う。たとえシャンパンソングのような早口&大声でもそれに対する感動の表現が笑うということのようだ。
コンサートは約30分笑い通しのひと時であった。
アクティビティー4
写真は、シャボン玉を使ってのパフォーマンスだったが、面白いエピソードがあった。
今回は1回目が3歳児5歳児、2回目が3歳児4歳児。こんなに4歳児と5歳児に差があるのかと思うぐらい年長さんの5歳児はしっかりしてる。
シャボン玉を飛ばしたとき先ず3歳児はそれ早くとシャボン玉割り合戦が始まる。4歳児はそれに参戦するのだが、5歳児になると。「シャボン玉割っちゃ駄目!」「ちゃんと座ってなきゃ駄目!」とお兄さんお姉さんらしく3歳児を注意するのだ。しかしこの年長さんたちが小学生になったとき、しっかりと甘えん坊の1年生になるというのだから、社会の構図というのは面白いものだと思った。
こんな経験をしながら、ヘトヘトのアクティビティー活動をしてきました。もしこんな僕でよかったら、どこにでも歌を届けに出張しますよ。
明日から船に乗ってきます。おわり
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吉川健一バリトンコンサート
吉川健一バリトンコンサート

12月20日17時より高輪区民センターホールで「高輪うた声ホール 吉川健一 バリトン・コンサート〜童謡・唱歌からオペラまで〜」を行います。東京で初リサイタルです。トスティ歌曲の名曲から、シューベルト「魔王」、ヴェルディのアリアから童謡までありの吉川健一の魅力(?)を存分に堪能できるコンサートです。是非、是非、満席にしたいので皆さんご来場ください。

詳細→ここ

お申し込みここ
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